アッヴィ(ABBV)に30万円追加投資しました。配当再投資ではなく、新規入金です。
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アッヴィに投資した理由

アッヴィは低PER×高成長×高配当の3拍子が揃っている一方、売り上げの半分以上を占めるブロックバスター・ヒュミラの特許切れが3年後にやってくる(だからこそ低バリュエーションなのですが)という、ややリスキーな銘柄です。

詳細は以下の分析記事で扱っています。


個人的には、アラガンの買収と新薬の台頭、そして現在の低すぎるバリュエーションを踏まえると、アッヴィへの投資は長期的には報われる可能性が高いと見ています。そのため、以前からアッヴィへの追加投資を検討していました。

なぜこのタイミングで投資したのか

①現在米国議会では経済対策が話し合われていますが、共和党と民主党の間で合意に至っていません。これは、バイデン候補を擁する民主党が、大統領選の前に経済対策に合意すれば、トランプ大統領の支持率上昇につながってしまうと考え、合意を引き延ばしていると言われています。

真実はともかく、選挙後に財政出動が行われる可能性は高いです。そのため私は、大統領選前のリスク回避ムードがあるうちに投資しておきたいと考えていました。

②しかし、それとは別に、米国ではコロナウィルスの感染者数が増加しており、これによって最近の株式市場は軟調でした。感染が収まる気配もなかったので、株価には下落圧力がかかっており、できるだけ待った方が良いと考えていました。

上記①と②の理由から、大統領選の投票日直前まで待つという選択をすることになりました。

今後の予定

基本的にバイ・アンド・ホールドしつつ、アラガン買収の効果をしっかりチェックしたいと思います。まずはFY2020の決算が楽しみです。

これでアッヴィの保有株数は67株→114株になりました。時価は9800ドル。ポートフォリオの5%までは増やしても良いと考えているので、あと1000~2000ドルは投資できるでしょうか。時期は経済状況や決算内容を見て判断していきたいと考えています。

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アッヴィの2013年1月~2020年8月のリターンは年率18.79%であり、2010年代においてS&P500を超えるリターンを上げた数少ないシーゲル銘柄の一つとなっています。