2022年のNISA枠を使って、GOOGを3株(約100万円)購入しました。

BPsell_KHCsell_GOOGLbuy20220103

原資はBPとKHCの株式を売却することで賄いました。
今回の売買は2021年半ばから計画していたことで、ようやく実行できました。

まず、BPの売却は以前から計画していました。


詳細はリンク先に書いてありますが、長期的にBPが利益を伸ばして行けるかどうかが不透明になっていたため、売却することにしました。

売却タイミングは少し早かった可能性があります。コロナ禍以前、BPの株価水準は30$後半でした。したがって、元の水準に戻るとすれば、ここから30~40%株価が上昇する可能性はあります。実際、今週のBPの株価は好調でした。ただ、BPにはその先が無いように思います。仮に株価がコロナ禍前の水準に戻ったとして、その後のBPに安定して成長し株価を2倍、3倍に上昇させる余地があるのかと。多分ないでしょう。そうであれば、たとえ3割程度の上昇を犠牲にしても、将来性があってしかも実績PERが27倍程度のアルファベットに早めに資金を移しておいた方が良いと思いました。

これだけではGOOGを3株購入する資金が足りなかったので、KHCも40株売っておきました。KHCのほかにMOとABBVの売却も検討しましたが、結局KHCを売却しました。MOとABBVを売却しようと思った理由は、この2銘柄は高リスク(MO->タバコ離れ、ABBV->特許切れ)であり、保有比率を減らしておいた方が良いと思えたからです。ただ、どちらも現時点で売上高が伸びているので、売却の優先度は高くないと判断しました。

それよりも、業績が一向に上向かないKHCを処分した方がインフレ下では資産を守ることになると考えました。KHCの過去のEPSやFCFを見る限り、現在の株価は割安でも割高でもない水準だと思います。そして、KHCの売上高はここ数年変わっていません。コロナ禍で多少の恩恵を受けていることも考えると、多分今後の見通しも明るくないと思います。何事も100%言い切ることはできませんが、個人的にはKHCの業績がV字回復を遂げるという可能性に賭けるのは分の悪い勝負だと思いました。よって、KHCの保有株を減らし、売却して得た現金をGoogの購入資金に充てました。

そうして購入したGOOGですが、昨年大幅に上昇した分と、金利上昇によって、今年の業績は芳しくないと予想されているようですね。確かにそうかもしれませんが、そもそも私には短期間の株価予想は無理です。それよりも長期的にGOOGが繁栄するかという点に注目したいと思っています。この点で言えば、実績PERが30倍を切っているGOOGは、なかなか魅力的な投資先に思えました。