バフェット指数は株式市場の時価総額をその国のGDPで割った数値であり、そのシンプルかつエレガントさから有名な指標の一つとなっています。バフェット指数はさまざまなブログで紹介されていると思いますが、本記事ではさらに経済成長および金利を一緒に掲載し考察します。1.
経済、景気、金融一般
外国為替市場と貿易収支:為替は短期的には金利で動く
下のグラフは、世界主要市場の1日当り外国為替取引高の推移です。出典:為替のきほん注目したいのは、外国為替取引高が貿易取引額と比べて非常に大きい規模であることです。東京為替市場の一日の取引額は約44兆円(2020年10月)ですが、日本の輸出額は年間で70兆円程度です。
膨張し続けてきたFRBのバランスシートの現状
パウエル議長が債券購入のテーパリングを2021年内に始める可能性があると述べました。コロナ禍で米国は金融緩和を実施し、その結果FRBのバランスシートが大きく膨れ上がったということは良く報道されていますが、今回はグラフで改めてその状況を確認しようと思います。FRBの
Googleトレンドで市場の過熱感を測る
最近、レバレッジをかけて投資をしているという話を聞くことが増えてきたように思います。景気が過熱してきた証拠なのでしょうか。それが自分の周りだけの話なのか、世間一般としてそうなのかを確かめるために、Googleトレンドを見てみます。なお縦軸は最大を100としてスケー
物価変動を商品やサービスなど項目別に分析したグラフ
今回は、以下のグラフを紹介したいと思います。米国の1997年から2017年における物価変動を医療費、学費など項目別に表したグラフです。出典:Chart of the day (century?): Price changes 1997 to 2017真ん中の黒い線"Overall inflation"がこの期間のいわば「全体のインフレ