本記事では私の保有銘柄について、保有の意図や最近のパフォーマンス、今後追加投資をするかなどについてまとめたいと思います。+購入にむけてチェックしている銘柄も紹介します。

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【保有銘柄】

MO/アルトリア
ここ数年は喫煙率の低下で株価が低迷。またJUULへの投資も失敗している。しかし、利益率の高さや安定したキャッシュフローはやはり魅力的。配当利回りも極めて高いので、このまま保有を継続。ただし、たばこセクターへの依存度をこれ以上上げたくないので追加投資はしない。売却の予定はないが、将来もし割高になれば少し減らしても良いと考えている。尤も、その将来はすぐには来ないと思われるが……。

MCD/マクドナルド
フランチャイズ化により売上高が減少傾向も利益率は増加している。現在はコロナ禍で低迷しているが、経済活動が正常化すればまた成長軌道に戻ると予想。と2021年1月に書いたが、10月現在見事調子を上げてきた。このまま継続保有。一方で(コロナ禍前の水準においても)PERが高めで配当利回りもあまり良くなく、ポートフォリオにおける比率も10%超と高いので、追加投資の予定は当分なし。

JNJ/ジョンソンエンドジョンソン
最も信頼している銘柄。もし1銘柄にしか投資できないとしたら、JNJに投資したい。事業環境の大幅な変化がない限り、数十年保有し続ける予定。予想PERが16倍前後であまり高くなく、現在の市場環境でも追加投資を検討できる銘柄。$30,000ぐらいまでは買い増ししても良いと思っているが、現在は配当が2.5%ぐらいまで下がっており、心理的に買いにくい(10年前は3.5%ぐらいあったのを知っているため)。ただし、他に選択肢がない場合は無難にJNJへ追加投資することになるかもしれない。

KO/コカコーラ
フランチャイズ化で利益率は改善しているが、予想PERが22倍あり、割高だと判断している。配当性向も高く、さらにコロナ禍の影響を大きく受けているため、近い将来に大幅な増配は見込めないと思われる。追加投資の予定は無し。とはいえブランド力、安定性、信頼性は相変わらず素晴らしいので、売却の予定もない。

PM/フィリップモリス・インターナショナル
世界的な喫煙率の低下やドル高によりここ数年は不調だったが、iQOSの方が紙巻きたばこより利益率が高いらしく、そろそろ株価が上昇に転じるかと期待している。基本的に大幅な成長は期待できない銘柄であるが、MO同様に頼りになるキャッシュマシーンであり、今後も継続保有。

ABBV/アッヴィ
ヒュミラの特許切れリスクはあるが、それ故の割安さ(予想PERが一桁)や、ヒュミラがもたらす潤沢なキャッシュフロー、後継となる医薬品の成長、アラガン買収などにより特許切れリスクを乗り越えられると考え投資中。ただし、万が一のことを考え、売却しやすいようにNISA口座で保有している。ヒュミラの特許が切れる2023年に向けて継続的な監視が必要な銘柄。上述のリスクから、個人的にはポートフォリオの5%を投資額上限にしており、すでにその水準にあるため今後追加投資の予定はないorあっても少額。

SBUX/スターバックス
配当利回りは低めだが、成長率がそこそこある銘柄として保有。コロナ禍で一時的に業績が悪化したが、2020年代は安定成長すると期待している。150万円ぐらいまでは買い増しもアリだが、現状は割高感があるため様子見。

XOM/エクソンモービル
シェール革命で原油価格が下落した2015年にチャンスだと思って購入。原油価格下落を一時的なものと考えてしまった。これまでの投資人生における主な失敗の一つ。2020年は受難の時だったが、2021年10月現在で60ドル超まで回復してきた。ただ長期的に見ると、石油業界は再生可能エネルギーの普及によって斜陽産業になる恐れがある。その場合、問題はエクソン自身が石油依存から脱却し総合エネルギー会社のようになって行けるかどうか。基本シナリオは追加投資も売却もせずポートフォリオが成長する中でXOMの保有比率を相対的に小さくしていければ良いと思っているが、社会のエネルギー転換が加速するなど今後の状況いかんでは売却の可能性あり。

GOOG/アルファベット
個人的にGAFAMの中でお気に入りの銘柄。検索エンジンとしてのシェアも圧倒的であり、Gmail、GoogleDriveなどのツールも今あるサービスの中で一番使いやすい。YouTubeも傘下にある。高い競争力&その持続力があるワイドモート企業だと評価している。私見ではあるが、iPhoneやWindowsは市場が飽和しかけている一方、インターネット利用者やYouTubeの視聴者数は今後も増加することが予想されるため、20年後にはGoogleがAppleやMicrosoftを市場規模で逆転しているのではないかと思っている。今後追加投資をして主力銘柄にしたい。

KHC/クラフト・ハインツ
元々はクラフトフーズ(KRFT)を保有していたのだが、バフェットと3Gキャピタルの手によりハインツと合併してKHCになった。その点において望んで手に入れた銘柄ではない上に、3Gキャピタルのコスト削減方針が裏目に出て業績が低迷。クラフトフーズのままの方が良かったのではないかと思わずにはいられない。加工食品という事業領域的にも、人口が増加している北米では安定成長できるはずなので一応保有しているが、いつまでたっても増配してくれないし、業績も好転しているようには見えないので、やや残念。一応辛抱強く保有し続けるつもりではあるが、今後の決算次第では見切っても良いと考えている。

KMB/キンバリークラーク
生活必需品銘柄で、コロナ禍では業績が改善した。ただ会社自体が発表しているように2021年の業績は冴えないものになる見込み。長期的なパフォーマンスはPGに劣る気がしているが、分散投資を重視してKMBにも投資している。今後の追加投資の予定はなし。KMBをこれ以上買うくらいならPGやCLに投資したい。

V/ビザ
驚異的な利益率(営業利益率が60%超)を持つ企業で、追加投資したいと常に思っているが、株価もまた常に高い(現在、予想PERが32倍)。無理をして買う必要はないと考えている。次の暴落時まで気長に待つ予定。

PG/プロクターギャンブル
ここ数年間の改革が成功し業績が上向いている。KMB同様に、コロナ禍によるブーストがかかっている状態であり、それでいて予想PERが23倍と、今投資するには少し割高感がある。今後は脱コロナによる需要減およびインフレによるコスト増が重しとなる。今は判断が難しい銘柄。とはいえ良い企業なので、いつかポートフォリオの5%ぐらいまで保有比率を引き上げたい。今後割安になれば投資対象に入ってくる。

UL/ユニリーバ
KMBと同じような扱い。ULは英国籍なので配当税がないのが嬉しい。また2021年10月現在、米国株ほど買われておらず、予想PERは17.5%、配当利回りは3.78%もあり、投資タイミングとしては悪くないように思える。ということで追加投資の候補に入っている。

PEP/ペプシコ
KOと同様に成長率の割にPERが高い。事業が安定しており安心して投資できるので、今後値段が下がってくれば追加投資したい。成長見通しとバリュエーションによっては200万ぐらいまで買い増ししても良いと考えている。

BP/BP
メキシコ湾原油流出事故で無配転落し、その後配当を復活した頃に購入。購入タイミングは悪くなかったと思っているが、シェール革命による原油価格低下とコロナ禍による追い打ちは予想できなかった。コロナ禍で大打撃を受けたが、最近かなり株価が戻って来た。再生エネルギーへの転換という長期的なトレンドを踏まえ、どこかで売却の予定。タイミングについては、実は今売却しようか迷っている。原油価格の高騰は2022年になれば落ち着く気がする一方、インフレが高止まりするなら石油価格も上昇しBPに有利に働くはず。こうしたことは読みすぎても仕方ないので、思い切りもある程度必要かもしれない。

WFC/ウェルズファーゴ
コロナショック後に実力以上に売られていると判断し購入したが、それが当たった。25ドルくらいで購入し、現在50ドルと約1年で2倍になった。今後長期金利が上昇していく中で業績も改善すると考えられるので、引き続き継続保有。

FB/フェイスブック
高い成長率とその割に低いPER(予想PERは何と22倍)が魅力。SNS業界は流行り廃りがある気がするし、フェイスブックが10年後も現在の地位を保っているかは不明。情報流出や10代のメンタルヘルスへの悪影響リスクなど、世間の風当たりも厳しい。しかし、もしそうした悲観的な予想に反して成長を続けられれば、現在のPERがあまり高くないことも手伝って素晴らしいリターンを残す可能性がある。という考えのもと、いつでも売却できるようにNISA口座で保有中。

PFE/ファイザー
コロナウィルスのワクチンによる収入を除いても予想PERは14倍と比較的割安。ヘルスケアセクターは今後も安定して成長すると踏んでおり、かつPERが比較的低い企業が多いため現在積極的に資金を投入している。2020年後半から少しずつ購入してきたが、保有額が100万円弱になったため、購入を終了。今後はバイ&ホールドの予定。

AMZN/アマゾン
AWSの成長によって利益が出ているので購入。個人的には本業であるオンラインストアにはあまり魅力を感じず、そのためAWSやその他サービスに期待して買っているところが大きい。クラウド市場は競争が激しく、アマゾンがマイクロソフトやグーグルに追い抜かれる可能性も考えられる。万が一成長が鈍化しそれに伴って株価が下落した備え、いつでも売却できるようにNISA口座で保有。

AMGN/アムジェン
製薬業界へのエクスポージャーを増やすべく25万円ほど購入。しかし正直に言うと、この企業にはあまり興味がわかない。そのため放置してしまっている。売却して資金をPEP辺りに統合したほうが良いのかと思案中。

BABA/アリババ
AMZNやFBを超える成長率でありながら、PERが25倍程度と魅力的だったので購入。しかし昨今の中国株の下落によって、現在マイナス益となっている。今後保有比率を上げる予定はなし。


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【チェック中の銘柄】

ABT/アボットラボラトリーズ
魅力的な企業なのだが、株価が下がらない。

TXN/テキサスインスツルメンツ
実は学生時代の研究テーマと関係があり、当時から知っていた。アナログ半導体は半導体業界のなかでは新陳代謝が遅いため、TXTは長期投資に向いていると思うが、存在感がやや物足りない。言葉にするのが難しいが、「業界の盟主」的な感じがもう少し欲しい。

SPGI/S&Pグローバル
S&P500などの指数や格付けで知られる企業。こうしたビジネスは参入障壁が極めて高いのではないかと興味を持った。ただ、今はまだ分析不足で結論が出ていない(自分の問題)。指数や格付けが収入にどれほど貢献しているのか今後調査要。

BTI/ブリティッシュ・アメリカン・タバコ
タバコ銘柄はもう十分保有していると理解しつつ、何でこんなに割安なのかと感じることが多く、それ故最近は買いたい気持ちが強くなって来ている。BTIも配当利回りが8.25%もあり、今後の景気いかんではS&P500の2020年代のリターンにこれだけで勝てるのでは?と思うこともある。今ちょうどNISAの非課税枠が少しあり、BTIは英国企業なのでNISA枠で購入すれば税金が0になる。そうした個人的理由もあり、小額なら買うのも良いかと考えている。