2021年も半年が過ぎました。S&P500の半年間のパフォーマンスは15.2%と、今年も強気相場が続いています。多くの米国株投資家が、この半年で資産を増やしたことと思います。

さて、今回は2021年上半期のS&P100各銘柄のパフォーマンスをまとめました。S&P500ではなく100なのは、全部調べる時間がないことと、主要な銘柄を確認するには上位100銘柄で十分だと思ったからです。

Google Financeで今日(7月10日)までのYTDリターンを調べました。厳密な半年間のリターンではありませんが、そこはこだわるポイントではないと思いますので、ご愛敬ください。この期間のSPYのリターンは18.09%です。これをアウトパフォームした銘柄を緑、アンダーパフォームした銘柄を赤に分けました。

1. AAPL: 12.13
2. MSFT:  27.68
3. AMZN: 16.72
4. FB: 30.30
5. GOOGL: 45.43
6. GOOG: 49.95
7. BRK.B: 22.78
8. TSLA: -9.98
9. NVDA: 52.90
10. JPM: 23.75
11. JNJ: 8.47
12. V: 9.51
13. UNH: 17.91
14. PYPL: 29.45
15. HD: 22.04
16. PG: -0.57
17. MA: 6.10
18. DIS: -0.36
19. BAC: 33.33
20. ADBE: 24.55
21. CMCSA: 14.89
22. XOM: 47.54
23. NFLX: 2.51
24. VZ: -4.72
25. CRM: 11.23
26. CSCO: 22.25
27. INTC: 12.72
28. PFE: 7.61
29. ABT: 9.74
30. KO: 3.22
31. PEP: 3.61
32. ABBV: 10.60
33. NKE: 14.92
34. TMO: 9.63
35. T: -3.36
36. CVX: 22.85
37. MRK: 1.02
38. ACN: 21.90
39. AVGO: 12.93
40. WMT: -4.25
41. LLY: 41.99
42. COST: 8.48
43. DHR: 24.30
44. WFC: 47.85
45. TXN: 17.29
46. MCD: 12.11
47. MDT: 10.47
48. QCOM: -4.76
49. ORCL: 37.66
50. UPS: 30.60
51. PM: 21.96
52. HON: 7.88
53. LIN: 13.10
54. BMY: 9.42
55. NEE: 1.04
56. UNP: 9.20
57. AMGN: 8.18
58. INTU: 35.57
59. C: 13.82
60. SBUX: 13.94
61. LOW: 21.79
62. MS: 32.20
63. BA: 18.19
64. RTX: 26.23
65. AMT: 26.80
66. IBM: 14.18
67. BLK: 26.80
68. TGT: 39.94
69. GS: 40.29
70. AMAT: 55.29
71. CAT: 19.36
72. MMM: 16.95
73. ISRG: 18.85
74. GE: 25.69
75. NOW: 7.51
76. AXP: 45.66
77. AMD: -1.52
78. DE: 30.58
79. CVS: 16.19
80. CHTR: 13.82
81. SCHW: 33.72
82. SPGI: 24.44
83. ANTM: 21.98
84. ZTS: 20.73
85: LMT: 11.16
86: PLD: 125.39
87: FIS: 3.22
88: MDLZ: 8.81
89: BKNG: 1.43
90: LRCX: 28.21
91: MU: 6.33
92: CCI: 30.14
93: SYK: 10.63
94: ADP: 20.57
95: MO: 16.06
96: TMUS: 10.25
97: GILD: 13.49
98: TJX: 2.32
99: COP: 51.96
100: CI: 14.18

FANGで割安と言われていたフェイスブック、アルファベットが伸びました。フェイスブックはまだ割安と言われているので、さらに伸びる可能性があります。マイクロソフトも好調でした。個人的には割高だと思って手を出さないでいたのですが、順調に株価が上がって行ってしまいました。

やはりエネルギー、金融セクターは好調でした。そしてPGやWMTなど去年の巣ごもり需要の恩恵を受けた銘柄が伸び悩んでいるところもセオリー通りです。

2021年後半の相場ですが、強気の予想が多いようです。しかし2010年代から続く強気相場がここまで長くなっていること、市場全体としてはかなり割高な状態にあることから、何かがきっかけで大きく下げるリスクも高まっていると個人的には思います。ですので私自身は配当は再投資しつつも、キャッシュポジションを多めにしておいて、相場が急落した際に攻められるよう少しずつ準備して行くつもりです。

そして、中国など米国外の株はかなり割安になっているようですから、国際分散を考えるのも一手かもしれませんね。